台風が過ぎ去ると
急に風が秋めいてきて
あんなに毎日飛び込んでいたプールから
自然と足が遠のくこども達。
季節を肌で感じているのですね。
これからは、土が遊びの主役。
箱庭療法で有名な心理学者、河合隼雄氏は
「砂をワーッと触る、
それだけで心がほぐれてくるんです。
こどもが砂場で遊ぶのはものすごく大事。
形なきものに形を与えるのだから、
まさに天地創造です」
と、著書「生きるとは、自分の物語を作ること」で
話されています。
何を作ってもいい、自由な場で
土の感触に癒されながら
「自分のやりたいように」
好きなものを作って壊して、、、
天地創造をしていると
「有能感」を感じ、
自己肯定感を育みます。
大人の仕事は、こどもの熱中の邪魔をしないこと。
砂、土、泥。
大地に子どもたちの「生きる力」の
根っこを大きく広げます。